うらしま太郎体験

2011年02月19日

先日、「岩手県高齢者向け住宅リフォーム相談員」(私も相談員なんです)の
「技術向上講習会【介護実習】に行って来ました。

 

その講習会で、「うらしま太郎体験」という、老人になって不自由することを
身をもって体験するという志向のものです。

社長の作業日報

利き足の足首、膝、 利き手の手のひら、手首、肘
白内障の様に見えるメガネ、耳には耳栓をして
更に、オモリの入ったベストを着て、日常生活で普通にしている動作をしてみると言うことでした。

社長の作業日報

実際に始まってみると、「新聞の漢字が読めない」「色が判らない」
「不自由になっている方の足が、段差にぶつかる」等々、皆さんが言っていました。

 

 

私の番になり、一番大変だと思ったのは、「トイレ」でした。
片方の足が不自由(あまり曲がらない状態)だと、洋式便器でも
腰掛けるには、掴るところが無いと非常に大変です。

他の方も、「これは手すりが無いと本当に酷いなぁ」と声を上げていましたが
個々に付けたい場所や手すりの種類が十人十色で、バラバラです。

今までも、介護リフォームをする時に、対象者に聞き取りしながら手すりを
設置していたものの、本当に使い勝手のいい物、いい場所に設置できていたか
ちょっと不安になったりしました。

身をもって体験するということは本当に大事なんですね。

暇を見つけて、OBのお客様のところに行って確認してみよう!