【実験棟】寒冷地型地熱利用住宅

2010年09月18日

岩手県発寒冷地の地中熱利用住宅実験棟

皆様はじめまして。今回この実験棟を実況中継させていただく事になりました、丸已建設の大内です。完成までよろしくお願いします。


ついに始まりました。寒冷地仕様地熱住宅の実験棟が。産学協同での共同開発で、当社をコアに国立一関高専をはじめ、千葉県のエコホームズさん、兵庫県の池田住宅建設さんECOハウス研究と去年からミーティングを重ね、予定よりちょっと遅れはしましたが、着工しました。

もかく私が言うのもなんですが凄いです、何が凄いかというと、まずは、皆様に地中熱とは何か?それを皆様の目で確かめてもらうため、そして地中熱のデーターを採取する為に、
なんと建物の地中に5mまで温度センサーを入れるためにサヤ管として鋼管を打ち込んじゃってます。

 

それも、今に時代にこんな原始的な方法で!


滑車にロープで吊るされた錘を、人力で何度も何度も引っ張り、錘を落とし
徐々に鋼管を打ち込んでいきます。
この任務に抜擢されてしまった当社の阿部ちゃんの手には豆が・・・
丸1日かかって3本打ち込みました↓ ↓

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長さ5.5mの鉄管 これを3本建物の中心と北側、それと外部の北側に合計3本打ち込みました。

阿部ちゃん ご苦労様でした。。