【実験棟】寒冷地型地熱利用住宅【測定】

2010年12月09日

実は今回のこの実験棟の実験を行う重要な任務!

それは、温度測定なのです。

 

皆さん実は住宅の室内温度が場所によってさまざまに違う事はご存知でしょうか?
この地熱利用住宅は、ヒートショック(各居室温度差)を無くし、
家庭内事故を防ぐため地中熱を床下システムや通気層などを利用して
家全体が均等な快適温度になるようにする作りになっています。

それを実際お客様が目で確かめられるように、
そして地中熱が本当に活用されているのか?
それは何度あるのか?それを確かめるため、
熱伝対という温度センサーになる細い線を家のあちらこちら、もちろん地中も5m、3m・・・・土間表面などにセットし
この建物の性能を立証するのです。

ぶっちゃけ、これってかなり大変な作業だったんですよ・・・・・・
数があり過ぎて、どの線が何処のセンサーか判らなくなっちゃうのです(涙)

そこで、そんな作業に慣れている電気屋さんに応援をもらい、セットすることが出来ました。多分・・・

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このセンサーの試運転は、一関工専の先生と共同作業で
やってもらえることになっています。
ちゃんとと測定できるでしょうか?ちょっと心配な私です。。