【実験棟】寒冷地型地熱利用住宅【サッシ】

2010年11月03日

めっきり涼しくなった一関ですが、実験棟では、サッシの取付が終わりました。

建物から熱が逃げていきやすいのが、窓などの開口部です。
開口部を無くせば建物からは熱が逃げにくくなります。
しかし、いくら断熱性性能がよくても、チリの鉱山じゃあるまいし、真っ暗な家は嫌ですよね!

窓を小さくして性能を良くするというのも一つの手段なのですが
デカイ窓から、太陽の日差しを燦々と浴びたいですよね!

そこで今回はトステムのサッシを使用するのですが、
トステムでも、本州で使うのは初めてと言っていた優れものを使用します!
これなら大型の開口部でも熱損失防止もバッチリ!

それがこれ↓

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普通のサッシ枠?
そうです、通常使用している樹脂サッシの枠なんです。
しかしこのサッシの建具が優れものなんです!

 

 

 

通常の断熱サッシの建具には、ペアガラスが使われています。
2枚のガラスの間に隙間があり、そこに空気やアルゴンガスなどが
入っていて、『ガラス/隙間/ガラス』という構成になっているのですが
今回は『ガラス/隙間/ガラス/隙間/ガラス』という構成になっている
トリプルガラスを使います。

そのガラスを早く見たくて、サッシ屋さんの組立工場まで行っちゃいました!

ありました~トリプルガラス~
私も始めてみましたが、思ったより厚くなくすっきりしていましたが
サッシ職人さん曰く 「むちゃくちゃ重い!組み立ても楽じゃねぇ。こりゃ断熱性能バッチリだべ!」と

もちろん私も同感です。
これでQ値も今まで以上に期待できますぞ!

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トステムのカタログにもHPにも載っていないトリプルサッシ!
「北海道では使われていますが、本州では初です!」とトステムの方が言ってました。うちの社長は、どんな事をして取寄せたのか?また無茶しちゃったんでしょうけど・・・

余談ですが、うちの社長は、これが良い!となると採算度外視でやっちゃうんですよ、
なのでお客様には、いつも大変喜ばれるのですが、私達のほうはいつも・・・・・・・・

予算オーバーなんですよ!社長~!!